「第2回沖縄国際映画祭」が、前回にも増してさらに賑やかに、ここ沖縄の地で開催されることに、大きな喜びを感じるとともに、開催にご尽力いただいております、吉本興業様をはじめ、すべての皆様に深く感謝申し上げます。
沖縄は、一年を通じて温暖な気候とサンゴ礁の海に育まれた自然があり、人々に癒しや健康・長寿をもたらしています。また、かつて琉球王国として、中国や東南アジアの国々との交流を通して、多様な文化を吸収し、「万国津梁」という独自の文化を育んでまいりました。
そして、ここに暮らす県民は、おおらかな人柄で、平和を求める心に満ちております。
「Laugh& Peace」がテーマの「沖縄国際映画祭」は、まさにこの沖縄にふさわしい、素晴らしい映画祭であります。
世界中から多くの人々が集い、映画を通した新たな交流が生まれ、沖縄中が「笑い」と「平和」につつまれ、そして世界に拡がっていくものと確信しております。
「第2回沖縄国際映画祭」は、期間、内容ともにスケールアップし、エリアも宜野湾市を中心に県内各地に広がり、多彩な催しが開催されます。
県内の小学生に映像作りの楽しさを体験してもらう、「映像ワークショップ」や、中学生、高校生が自ら映像を制作し、プロのスタッフがサポートする「沖縄青春映像祭」は、既に県内の島々で始まっております。
「笑い」「平和」「交流」など様々な要素が散りばめられた魅力ある「沖縄国際映画祭」。そして映画祭とともに、沖縄は一足飛びに夏を迎え、各地で「海びらき」が行われます。
多くの皆様に、南のリゾート沖縄での映画祭を満喫頂きたく、心よりお待ち申し上げます。
沖縄県知事